ユーキャン中小企業診断士講座

国内版のMBA資格とも呼ばれ、経営に対する意識の高いビジネスパーソンの間で長年評価されている国家資格が「中小企業診断士」。試験難易度の高い資格としても知られるため、効率的な勉強法を求める声も多くなっている。ユーキャンの中小企業診断士講座は開講から30年以上の実績を持ち、ポイントを絞り込んだ教材作りと、指導サポートに経験豊富な講師陣を揃える事に力を入れているとされる。また学習知識の定着度を測るための副教材も充実しており、継続的なスキルアップを目指す方にお薦めとなっている。

今から7年ほど前、転職を考えていた時に資格を取ろうと通信講座を探していました。ユーキャンの通信講座を選んだ決め手は大手で、資料請求が手軽に出来た点です。当時の話にはなりますが、当時の教材は1.5cmほどの厚さのテキストが10冊ほど届きました。

今から思えば、経済学などの基礎知識もないのに中小企業診断士などという難しい講座を選んだ私が悪いのですが、素人ではやはり内容を理解するのは大変でした。質問できるシステムになっていましたが、それ以前の問題という感じで1冊分も読むことが出来ませんでした。全くの新しい知識を得ようとするなら、やはり対面式の講座の方が私にとっては良いようです。勉強代と言えばそれまでですが少し勿体ない事をしたと思っています。

会社勤めのシステムエンジニアですが、経営について興味があったので、資格の有効性を色々と調べた上で、中小企業診断士の資格を取得したいと思いました。

資格を取るために本屋に行って中小企業診断士の受験の本を探したところ、たくさんの本はあったのですが、それぞれが分厚く、経営の基礎もわかりやすく書いている本になかなか出会えませんでした。

また資格スクールも調べて土日コースも考えましたが、システムエンジニアという仕事上、深夜や土日の仕事も多く、イレギュラーでしかも長期間の出張が決まったという頃だったので、最終的に通信教育を選びました。通信教育にもいくつかありましたが、資料を取り寄せたところ高額であったり、テキストのサンプルの解説がわかりにくかったりして、絞り込んで残ったユーキャンに注文をしました。

注文後はガイドブックやテキスト問題集が送られてきました。また、オンライン上での質問があったりと工夫がされていました。テキストは初心者でもわかりやく興味深く書かれているので、いつも会社のカバンに入れていて、昼休みのちょっとした時間などにも勉強ができました。

初回で一次試験全科目は狙っていなかったので、まず数科目を受験しました。中にはテキストにはないような問題もありましたので、テキストは基礎知識として大事なものの、自分自身でも最近の知識の習得が必要だと感じました。

ユーキャンでのサポートは受講期間終了後もしばらく続きましたが、中小企業診断士のように2年に渡ってまたぐような試験の場合、勉強期間も含めて3年位のサポートがあれば嬉しかったです。時々、送られてくる学びオンラインのメールは楽しみでした。まだ試験も残っていますが、それと並行してITコーディネータも勉強しています。その際、ユーキャンのテキストが非常に役立っています。

今後、ユーキャンのテキストのPDF化、eラーニングで徹底的に問題が解けるまでできる方向に進んでくれれば、スマホアプリでユーキャンの勉強と問題ができれば嬉しいと勝手ながら思いました。

試験対策のためにユーキャンの中小企業診断士講座を活用しました。中小企業診断士試験は独学でも合格の可能性があったこと、最低限の費用で勉強したいという考えがあったことから、ユーキャンを活用しました。

10万円弱の費用で各科目のテキスト・問題集等が網羅的に揃っており、商品の内容は充実したものでした。しかし、私は根が飽き性で、勉強を継続することができませんでした。通信教育は自己管理能力が高い方が活用する方が良いと思います。独学だと、ライバル受験生を意識する事を忘れてしまい、受験に対するモチベーションが薄れていってしまいました。